キャベツの栄養と効能とは?|知って得する調理方法や食べ方とは?

生活全般

食卓に並ぶ回数も多い野菜ですが、安いだけでなく栄養もたっぷり含まれたとても優れた野菜なんです。

ビタミンCが豊富に含まれているほか、ビタミンK、カルシウム、ベータカロチン、カリウム、葉酸なども含んでいますが、キャベツの最大の特徴は胃腸病に効果のあるビタミンUを多量に含んでいること。

傷ついた粘膜を修復する作用があり、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎などを予防したり、回復を早める働きがあります。

その栄養の効果や効能は想像以上です。なんと抗がん作用もあります。

キャベツに多く含まれる主な栄養素とは

キャベツは非常に豊富な栄養を含む優れた野菜です。

1.ビタミンC

キャベツはビタミンCの含有量が100g中44mgです。成人の1日の摂取量は約100mgなので、大きめの葉であれば約3枚で摂取できます。

なお、食べる部位によって含有量の大きな違いがあるので注意しましょう。

緑色の濃い外側の葉っぱの方がビタミンCを多く含まれているので、ビタミンCをと摂取したい場合は緑の方を食べるよいでしょう。

2.ビタミンU

キャベツはビタミンUを多く含んでいるのが特徴です。あまり聞き慣れない成分ですが、ビタミンUは別名キャベジンと呼ばれており、胃や十二指腸の健康を保つことに優れた効果があります。

胃腸薬の「キャベジン」もこの成分が名前の由来となっていることでも有名です。

とんかつなどの付け合せでキャベツが多いのは、キャベツには揚げ物による胸焼けを防ぐ効果も期待できるからです。

3.ビタミンK

ビタミンKには血液凝固作用があり、止血が早くなり、かすり傷などの治りが早くなる効果が期待できます。

4.カルシウム

カルシウムは骨や歯の構成要素であることは有名です。

イライラしたらカルシウムとれというように、精神的な興奮や緊張を和らげる効果があります。

5.ベータカロチン

キャベツ外側の緑色が濃い部分には、ベータカロチンが多く含まれています。

ベータカロチンは体内に取り込まれるとビタミンAに変わります。そして、目の健康維持・視力障害の防止に効果が期待できます。

また、内臓の粘膜を健康に保ち、風邪の予防にも一役買っています。

6.カリウム

カリウムは生命活動を健康に維持するために重要な栄養素です。

カリウムには血圧を下げる作用があるので、高血圧の予防につながります。

また、不足していると筋肉の動きが悪くなり、けだるさを感じるようになります。

7.葉酸

キャベツやホウレン草に多く含まれる葉酸は赤血球を作ったり細胞の分裂をする際に必要な栄養素です。

発育に特に必要な栄養素のため、妊婦さんにはとくに必須といえる栄養素です。

キャベツは天然の胃腸薬

キャベツには、ビタミンUやビタミンKなど、胃腸の粘膜を修復したり、消化を助ける有効成分が含まれています。

特に胃潰瘍や十二指腸潰瘍を患っている人には、キャベツをしぼった青汁が効果的です。

胸やけ、ゲップ、胃のもたれやむかつき、胸やけ、ゲップなどの症状や、二日酔いのむかつきにも効きます。

キャベツの青汁にレモン汁をちょっと加えると、ビタミンCの酸化を防ぎます。

1.胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防や治癒

抗潰瘍性ビタミンであるビタミンUが、胃酸の分泌を抑えたり、胃腸のただれた粘膜を修復し保護します。

肝機能も向上するので、アルコールが多い人にもキャベツはおすすめです。

また、大根に含まれているジアスターゼという成分をキャベツも含んでいます。

ジアスターゼはでんぷん分解酵素で、胃腸の働きを助け、消化不良の解消、胃もたれや胸やけを防止する効果があり、胃腸薬にも含まれている成分です。

キャベツは胃腸に良い様々な成分を含んでいます。

2.血液の凝固、止血

キャベツが含むビタミンKは、血液凝固作用があり、出血を止める働きがあることから「止血のビタミン」とも呼ばれています。

さらにビタミンKは、カルシウムが骨に沈着するのを助ける骨の健康にも関わるビタミンです。

そしてキャベツには良質なカルシウムも含まれています。

3.風邪の予防や美肌効果

キャベツに特に豊富に含まれるビタミンCは、風邪の予防や疲労回復、生活習慣病の予防、肌荒れなどに効果があります。

4.ガンの予防

キャベツは次の3つの成分を持っています。

  • イソチオシアネート
  • インドール化合物
  • ペルオキシダーゼ

これらは、ガン予防に有効な成分とされています。

イソチオシアネートは、発ガン物質の働きを抑え、細胞がガン化するのを抑制するとされています。

インドール化合物もガンの抑制成分です。ペルオキシダーゼは、発ガン物質の活性化を抑制する働きがあります。

また、ビタミンCにもガン予防の効果が期待されています。

5.イライラや不眠、高血圧、動脈硬化の予防

野菜のカルシウムは吸収されにくい性質を持っていますが、キャベツは例外で、吸収されやすい良質なカルシウムです。

また、キャベツのカルシウムは加熱しても壊れません。

カルシウムは神経を鎮める作用を持っているので、イライラや不眠に効果があります。

カルシウム不足が続くと、その不足を補うためにカルシウムが血管細胞内に蓄積し、高血圧や動脈硬化の原因になりますので、吸収しやすいキャベツのカルシウムは、高血圧や動脈硬化の予防に役立ちます。

6.骨粗鬆症の予防

キャベツには体内に吸収しやすい良質なカルシウムと、そのカルシウムの働きを助けるビタミンKの相乗効果により、骨の健康に深く関わるカルシウム効果が期待できます。

さらにキャベツにはホウ素も含まれています。

これは血液中のエストロゲンの分泌を高める効果があり、これによっても骨粗鬆症など骨の維持、骨の強化に役立ちます。

キャベツのカロリーはどれくらいか

キャベツのカロリーはおよそ100gで23kcalです。

キャベツ1個は約1kgになるので全部食べると約230kcalになります。

1個たべるのはかなり難しく、1/4も食べればかなりおなかが膨れます。

ごはん1杯が約235kcalということを考えると非常に低カロリーな食材といえます。

その低カロリーな性質を生かしてキャベツダイエットというダイエット方法があるほどです。

キャベツダイエットとは生のキャベツを食べることで、お腹を膨れさせて食欲を抑えます。

栄養も豊富ですし、お腹も減らないので効果的とされています。

茹でずに生で食べるのがポイントです。

そうすることで効率よく栄養を摂取しつつ、生はよく噛まなければならないため満腹効果も期待できます。

ただし、食べ過ぎると水分を吸収しすぎて、便が固くなり、逆に便秘になることもあります。

キャベツを1個食べるような生活を続けると逆効果になることを覚えておきましょう。

キャベツの賞味期限はどれくらいか

一般的には

  • 冷蔵保存の場合:2週間~4週間
  • 常温保存の場合:1週間~2週間
  • 切ったキャベツ:2日程度

です。

結構長持ちします。

飲食店などではキャベツを新聞紙に包んで保管しますが、こうすることで賞味期限を伸ばす効果があるそうです。

そこまでしなくても、2週間もあれば大抵食べきれるので問題はないでしょう。

ただし、カットするとその面が変色するので注意しましよう。

ぬめりがでてきたら腐り始めているので、あきらめて処分した方がよいでしょう。

キャベツの食べ過ぎによる副作用

栄養が豊富でダイエットも最適なキャベツ。

ただし、どんな食材も食べ過ぎたら副作用があります。

1.便秘になる

キャベツの食物繊維は、適量摂取するぶんには、便秘の改善に役立ちますが、過剰に摂取すると、腸内の水分や油分を吸収しすぎてしまい、便が固くなることで逆に便秘になることがあります。

2.お腹が膨張しておならが臭くなる

キャベツに含まれるイソチオシネートは抗がん作用がありますが、体内でガスを発生させてしまうことも分かっています。

そのために一時的にお腹がガスで膨張したり、おならが臭くなったりします。

コメント