垢すりは温泉や銭湯で行われることが多いサービスのことです。
美容に熱心なタイや韓国では広く普及しているサービスなのです。
一般的におこなわれている「垢すり」ですが、間違った方法で実施していても逆効果です。
効果のある垢すりの方法とはどのようなものであるか。
また、「美容に良い」とされる垢すりは具体的にどのような効果があるのでしょうか。
早速見ていきましょう。
垢すりとは?
垢すりとは皮膚に付着した垢をこすり落とす行為のことです。
ボディソープや石鹸では落とせない頑固な垢をしっかり取り除けるのが魅力的です。
ホテルやスパ施設などでは、垢すりを有料サービスとして導入しており、気軽に利用することが可能です。
ちなみに、布で体をゴシゴシ擦る垢すりは韓国式の垢すりとなります。
垢すりの効果
1.新陳代謝の促進
年齢を重ねると「新陳代謝が悪いから」という話をよく耳にします。
垢すりをすることで新陳代謝が高まり発汗効果が高まります。
そして、発汗することで身体に溜まった毒素が排出されます。
発汗するということは痩せやすい身体に改善されることにつながります。
2.血行促進
垢すりをすることで皮膚に適度な刺激を与え血液の流れを良くします。
血液の流れが良くなることでリンパの流れも良くなり、風邪の予防や冷え性の改善にも期待できます。
3.美肌効果
垢すりをすると古い角質を落とすことが出来るので、肌が綺麗になります。
また、新しい皮膚が誕生しやすくなり、肌のくすみが改善されて、肌の色が明るくなります。
4.ダイエット効果
垢すりをすることで、新陳代謝や血流が良くなります。
汗をかきやすくなり血行が良くなることで、代謝がアップするので、ダイエット効果が期待できる痩せやすい身体になっていきます。
5.リラックス効果
垢すりをする際に、身体を擦ることでリンパが刺激されたり、マッサージをされているような気持ちよさを感じます。
また、アカスリの後は身体が温まり、リラックスをしているので快眠効果が期待できます。
6.体臭の改善
体臭の原因は、皮膚に溜まった皮脂や老廃物が酸化し細菌が増えることで起こることです。
垢すりをすることで、角質を擦り落とすので、体臭の改善が期待できます。
垢すりの頻度はどのくらいがよいか?
垢すりは擦りすぎたり、力を入れ過ぎると肌が赤くなったり、ヒリヒリしたり肌を傷つけてしまいます。
それを防ぐには2~4週間に1度の頻度で行うのがオススメですが、当然、個人差もあります。
肌のトラブルを起こさないように肌の様子を見ながら行うようにしましょう。
自分で行う垢すりの方法とは?
自宅で垢すりができれば、簡単に肌のスキンケアできるのでトライしてみたくなります。
ただ、肌をこするだけでは期待するほど垢は取れません。
効果的な方法は以下の通りです。
1.垢すりする前に入浴する
垢すりを始める前に、10~15分間お風呂に浸かります。
肌に水分をたっぷり含ませて、肌がふやけるくらいまで浸かると垢が出やすくなります。
2.垢すり専用のタオルやミトンで擦る
垢すりの手順は手足から体に向かって擦っていきます。
指先、踵(かかと)や肘などの肌が厚いところはゴシゴシと力を入れても構いません。
ただ、内もも、肘裏、首まわりなど、肌が弱いなと感じるところは優しく擦るようにしましょう。
タオルやミトンは上下左右に動かすようにすれば垢が出やすいです。
力加減がわからないときは、出来る限り優しく擦って、少しずつ肌を慣らしていくか、エステなどのプロに一度アカスリをやってもらって力加減を真似するというのもよいかもしれません。
垢すり用タオルの選び方
垢すり用タオルを選ぶにあたって重要となるポイントは3つあります。
まず1つ目は垢すり用タオルでしっかりと体の垢を落とすことができるのかということです。
続いて挙げられるのが素材で選ぶということです。
特に敏感肌の人はできるだけ優しい素材の垢すり用タオルを選ぶことが重要となってきます。
そして最後の3つ目に挙げられる、泡立ちの良さです。
いくら素材が良くても、泡立ちが良くないとなかなか綺麗に垢を落とすことができません。
できるだけ泡立ちの良い垢すり用タオルを選ぶことが大切になります。
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