蚊取り線香は効き目があるのか?|効果的な使用方法とは何か?

生活全般

蚊取り線香といえば、夏をイメージします。

窓を開けて寝るような時期になったら、蚊取り線香を使い始める人も多いことでしょう。

私たちの血を吸うために飛んでくる蚊とそれを退治するために置く蚊取り線香の戦いです。

蚊取り線香の効果はいったいどれほどものなのでしょうか。

また、実際のところ、蚊取り線香で蚊を退治出来た経験がある方はいるでしょうか。

蚊取り線香の効果

蚊取り線香の独特の香りは、実は蚊を含む虫全般が苦手な除虫菊の香りなのです。

煙の中に目に見えない除虫菊の成分が含まれていて、それらが煙に乗って室内に飛散します。

その結果、蚊は煙の成分がある範囲では活動ができなくなってしまいます。

ちなみに、この成分、名前は「ピレストロイド」と呼ばれるもので、除虫菊(シロバナムシヨケギク)という花に含まれる「ピレトリン」という殺虫効果を持った成分に似せて作った化合物で合成ピレスロイドとも呼ばれています。

蚊の呼吸を止めたり、神経を麻痺させる効果があります。

煙を密閉した部屋などでは蚊取り線香の効果はすさまじく、元気に飛んでいた蚊もボトボトと落ちてきてしまう程です。

さらに、蚊取り線香には蚊を退治する以外にも蚊を寄せ付けない効果や隠れている蚊を引きずり出す効果もあります。

ピレスロイドの効果と特徴

ピレスロイドは害虫の皮膚や口から体内に入り、神経に作用し麻痺させて殺します。

殺虫効果がある成分は他にもありますが、家庭用として使われているほとんどの殺虫剤にはこのピレスロイドが使われています。

1.速効性がある

微量でも害虫によく効いて速い効力を発揮するのがピレスロイドのが特徴です。

殺虫剤を直接ゴキブリやハエなどに吹きかけると、すぐに弱って動かなくなります。

2.忌避効果がある

ピレスロイドには虫を寄せ付けない忌避効果と呼ばれる効果があります。

蚊取り線香や電池式蚊取りなどを使った場合、蚊を殺すだけでなく蚊が嫌がって近づいてこなくなる効果があります。

3.追い出し効果がある

フラッシングアウトと呼ばれる追い出し効果があります。

たとえば、ピレスロイド入りの殺虫剤を家具の後ろに置いておくと、ゴキブリがその場から飛び出してきて明るい所で死に至ることがあります。

4.安全性が高い

昆虫類や両生類、爬虫類、魚類には効果を発揮しますが、人体に対しては安全性が高いという特徴がありますがペットとして魚類・爬虫類・昆虫を飼育している方は、ピレスロイド系の殺虫剤の使用には注意が必要になります。

なお、哺乳類や鳥類など恒温動物の体内ではピレスロイドは分解されて体外に排出され、中枢神経にまで到達しないといわれています。

しかし、一気に体内に入ると重大な影響を及ぼすという指摘や化学性肺炎、吐き気、嘔吐、しびれ、めまい、けいれん、頭痛などを引き起こす危険性を危惧する声があります。

特に幼い子どもがいる場合には気を付けて使用するようにしましょう。

5.環境にやさしい

光や空気、熱に触れると分解しやすいという特徴があります。

そのため、必要な場所で効力を発揮した後には、そのまま分解されて消滅してくれるために安心です。

効果の範囲と持続時間について

蚊取り線香を効果的に使用するためには効果の範囲と持続時間を把握しておくとようでしょう。

1.蚊取り線香の効果の範囲はどのくらいか

蚊取り線香の効果範囲については、家の間取りや通気性など使用環境によって違いはありますが、概ね蚊取り線香を置いた場所から半径約2~2.5mほどといわれています。

置いた場所はニオイが強いため、効果も強くなりますが、蚊取り線香から離れれば離れるほどその効果は薄くなります。

ちなみに蚊取り線香の煙は、火の熱によって薬効成分が蒸発することで、効果を発揮するといいます。

蚊取り線香に含まれる薬効成分は「ピレスロイド」という成分です。

元々はキク科の多年草である防虫菊(シロバナムシヨケギク)に含まれていたものを使用していましたが、現在では蚊取り線香で使用されている成分は、化学合成によって作られた「合成ピレスロイド」が主流となっています。

なお、一部の製品では今も防虫菊を使って製造、販売されています。

2.蚊取り線香の持続時間はどのくらいか

火を一度付けると、長時間燃え続ける「蚊取り線香」ですが、持続時間はどれくらいなのでしょうか。

ドラッグストアやスーパー、ホームセンターなどで手軽に買える蚊取り線香は、商品によって持続時間に違いはあるものの、一般的に売られているものは約6~9時間燃え続けるといいます。

ちなみに蚊取り線香で有名な「金鳥の渦巻」の大きなタイプのものは、持続時間は約9時間程です。

蚊取り線香の効果的な置き場所はどこか

蚊取線香は煙を出すことによって殺虫するのではなく、燃焼によってピレスロイドを空気中に撒き散らして殺虫しますので、蚊取線香を置くのは必ず風上に置くようにしましょう。

また、殺虫成分は下から上へ拡散します。

小さな子どもが悪戯するなどの恐れがない場合、蚊取り線香は足元に置くのがベストです。

蚊は人から発せられる二酸化炭素、汗の臭いや体温を感知して寄ってきますが、扇風機と蚊取り線香を組み合わせれば、扇風機の風が殺虫成分を運ぶことに加えて、扇風機の風がその二酸化炭素、汗の臭いや体のまわりの熱を拡散しますので、蚊が近寄ってこない効果もあります。

蚊取り線香の効果的な使い方とは

あまり知られていませんが、蚊取り線香の殺虫成分には、直接的な殺虫効果以外に、蚊の発生を予防する効果があります。

殺虫成分が撒き散らされている場所では、蚊は卵を産むことが出来なので、蚊は発生しません。

蚊取り線香は蚊が発生する前に予防目的で蚊のシーズン前に使用すると良いでしょう。

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