キャベツの千切りのやり方|シャキッとさせるコツや鮮度を保つ方法とは?

生活全般
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キャベツの千切りはトンカツやコロッケなどには欠かせない食材です。

店で食べるものは細くてシャキシャキした歯ごたえなのに、家庭ではなかなかうまくでき料理が慣れないうちはあまりキレイに切れません。

しかし、キャベツの千切りはちょっとしたコツで、サクサクっときれいに切れるようになります。

千切り用のキャベツの選び方

春キャベツは葉が柔らかいので、千切りには向きません。

キャベツを千切りするのであれば春キャベツ以外のキャベツを選ぶとよいでしょう。

キャベツを選ぶときは、全体に色鮮やかなグリーンをしていてハリがあり、芯の切り口が白くみずみずしいものを選びます。

切り口に赤みがあるものは、収穫後時間が経過しているので避けた方が無難です。

また、冬キャベツの場合、固くて手に持つとずっしり重みが感じられるものがオススメです。

カットしてあるキャベツの場合は、断面をみた時に葉と葉の隙間ができるだけ空いていない、密に詰まっているものを選ぶとよいでしょう。

キャベツの千切りを上手に切るコツ

1.基本

芯や葉脈に対して直角に切ります。

繊維に直角に切るとふんわりした食感になり、反対に葉脈に添うように切るとシャキシャキした食感になります。

2.手順

①芯を切り抜きます。外側の葉は1枚ずつ剥がして、水でよく洗います。

②葉を2~3枚、向きをそろえて重ねて、くるくる巻きます。

キャベツを巻くと長さが均一になり、食感がよくなります。

③自分の手で無理なく押さえられる大きさにまとめます。

あまりにも大きすぎて手で押さえられないと、キャベツが動いてしまってうまく切れない原因になるので注意します。

④キャベツが巻けたら横向きにして、葉脈に直角になるように切ります。

⑤内側の葉は剥がさないで半分に切って葉脈に直角になるように切ります。

千切りした外側の葉の部分とよく混ぜて、歯ごたえを均一にすることで食感が良くなります。

⑥5℃程度の冷水に1分間浸して、水分を取り除けばシャキシャキしたキャベツの千切りができます。

なお、ふんわりしたキャベツが好きならば冷水に浸さないで、そのまま食べたほうがよいでしょう。

千切りキャベツの保存方法

1.レモンや酢を加えて冷蔵保存

千切りにしたキャベツはそのまま冷蔵保存すると、酸化によって、茶色に変色します。

茶色に変色しても食べられますが見た目がよくないので、できれば避けたいところです。

これを防ぐためには葉の状態で軽く水洗いしてから千切りにして、水を張ったボウルにレモンと酢を少量入れて混ぜたら、千切りにしたキャベツをその水に浸します。

しっかりと水気を切ったら、保存パックに入れ、真空状態で冷蔵庫に入れて完了です。

2.ボウルに水をはって冷蔵保存

千切りにしたキャベツを水に浸して冷蔵庫で保存すれば、シャキシャキの食感をキープできます。

ここにレモンか酢を入れると同時に変色も防ぎます。

この水は毎日取り替えることでシャキシャキ感をある程度保つことができます。

3.茹でてから冷凍保存

沸騰したお湯に10〜15秒ほど浸して、そのあと冷水に浸すことでキャベツの鮮やかな緑色をある程度維持できます。

そのまま冷凍庫で保存すれば、調理したいときにすぐに使えて便利です。

キャベツ千切りの保存期間

1.冷蔵の場合

千切りキャベツの冷蔵保存は2~3日程度です。

生の場合は2~3日、加熱したものは1~3日といわれています。

水分が多くついている場合は、しっかりと水気を切って空気に触れないようにするとさらに長持ちします。

2.冷凍の場合

固茹でして冷凍庫で保存した場合の保存期間は2週間から1ヶ月前後です。

冷凍するときは水気をキッチンペーパーでしっかり取り除きます。

密封容器に入れて空気を抜くと、ある程度鮮度を保つことができます。

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