年末大掃除のコツ|スムーズに終わらせるスケジュール表の立て方とは?

生活全般
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大掃除は1年の煤払いをして、お正月を迎える準備をする大切なイベントです。

年賀状を書いたり、忘年会やクリスマスなどやることが山積みの中で大掃除の計画をたてないとスケジュール通りにいきません。

大晦日の夜まで大掃除をしなくてはならない状況はできれば避けたいところです。

掃除の順番や手順、作業ポイントなどを参考にしながら、一人で抱え込まず家族みんなで楽しみながら進めるのが、大掃除の成功の秘訣です。

年末大掃除のスケジュールは計画表を作ってスムーズに終わらせませんか。

どこからすればよいかわからない人は必見です。

大掃除を始める前の心構え

1.部分ごとに目標時間を設けて掃除する

大掃除は、普段なかなか手が回らない窓ふきや家具の裏、照明などを掃除するいい機会です。

「普段できていないところを掃除する」と思ってとりかからないと、ただ単に時間ばかり過ぎていきます。

手早く掃除を済ませたい場合、家を4つのエリアに分けて1つのエリアづつ集中して掃除をするとよいでしょう。

掃除をしながら、部屋の模様替えもできますので、年に1回の大掃除も悪いことだけではありません。

2.家族を巻き込んでイベントにする

家じゅうの掃除を1人ですべてやるのは大変です。

手伝ってくれる家族がいるなら、それぞれの個性や適性に合わせて掃除を分担することをオススメします。

たとえば、女性はキッチンやトイレなど、細かい作業が必要な場所を担当、男性は窓ガラスや浴室、天井付近など、広い場所や高い所などを担当するといった具合です。

「大掃除が終わったらおいしいもの食べに行こう」と、みんなが楽しめる目標をセットすると、大掃除が楽しいイベントになって協力してもらえます。

大掃除のコツ

1.モノを捨てることと掃除することを分けて作業する

断捨離(だんしゃり)という言葉が一般的に使われるようになりましたが、いかに不要なモノを事前に捨てることができるかが大掃除を効率的に進めるコツになります。

毎年、大掃除を始めてから進まない人が多くいますが、その原因として整理整頓をしながら掃除するという二つの作業を同時に行っているためです。

掃除は拭く・掃く・磨くが基本作業になりますので、整理整頓しながらだと不要なものを捨てるという作業が加わることで掃除の時間が長くなります。

モノを捨てることは、自分に必要なモノなのか不要なモノなのかを判断する時間が必要になりますので、整理整頓する作業というのは意外と時間がかかるのです。

これを踏まえるとモノを捨てる整理整頓の作業と掃除をする作業を分けると効率がよくなります。

2.大掃除チェックリストをスケジュール表として作成する

大掃除を効率的進める二つ目のコツとして、具体的に「いつ」「何処」「何をする」というようなチェックリストを誰が担当するのかまで明確にしたスケジュール表を事前につくっておくと計画的に掃除ができます。

大掃除リストを作成するうえで、断捨離を含む整理整頓と掃除を分けて計画します。

不要なモノを捨てるいわば断捨離する作業も大掃除のスケジュールに入れて作成すると遅延発生を防ぎます。

次に、部屋や場所別に大掃除する日時を掃除内容別に計画表を作成します。

この計画表を作成することで掃除のし忘れがないかチェックでき、効率よく掃除ができます。

大掃除のスケジュールの立て方

1.スケジュール作成のポイント

大掃除のスケジュールを作成するにあたりポイントなるのが以下の内容です。

  • 掃除する場所としない場所を明確にする
  • 場所ごとにかける時間を余裕を持って考える
  • 場所ごとに誰が担当するかを決める
  • 場所ごとに掃除する日をカレンダーに書く(1日で終わらせる場合は時間を記載)
  • ゴミ捨ての曜日に合わせてスケジュールを立てる

整理整頓して不要なモノを捨てる作業をきちんと計画することが大掃除のスケジュールを立てるうえで重要になってきますが、そこで大切なのがゴミ収集の年内最終日を把握しておくことです。

せっかく大掃除をしてもゴミだけが一緒に年を越してしまったという経験をもつ人も多いのではないでしょうか。

年末に追い込んでバタつかないように、余裕を持ってスケジュールを立てるようにしましょう。

2.大掃除したい場所のリストアップは細かく書き出す

このリストアップは場所別にイメージして、箇条書きにしていくと漏れがなくなります。

たとえば、浴室であれば以下のように箇条書きにするとよいでしょう。

  • 入り口のパッキンのカビ取り
  • 水道蛇口磨き
  • 天井掃除
  • 壁掃除
  • 浴槽の蓋掃除
  • 浴室内小物掃除

など細かく書き出してください。

また、大掃除は普段掃除できていないところも掃除の対象になります。

ソファーの下や箪笥の裏なども忘れずにリストアップします。

3.リストアップしたものを所要時間ごとに分ける

リストアップしたものを今度は場所別ではなく、掃除にかかる時間別に分けていきます。

  • 5分以内で終わる作業
  • 5分から30分で終わる作業
  • 30分から1時間で終わる作業
  • 1時間以上かかる作業

ここでのポイントは「5分以内で終わる作業」と「1時間以上かかる作業」です。

大掃除というのは大変というイメージがあるかと思いますが、実は5分以内で終わる作業というのがかなり多いのです。

これをいかに消化していくかがポイントになってきます。

「ついでに掃除するか」「一気に掃除するか」のどちらかを意識するとよいでしょう。

また、1時間以上かかる作業は多くありません。

この作業はまとまった時間が取れる休日などに作業するのがよいでしょう。

掃除が完了したらリストの中から消していけば、残っている箇所も一目瞭然で次の行動に移りやすくなります。

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