誕生石の意味とは?|月ごとに異なる・国によっても異なる理由とは何か?

生活全般

1年の12ヵ月に特定の宝石を配し、自分の生まれた月の宝石を身に着けるという誕生石の習慣は現在では広く浸透しています。

自分や友人の誕生石を見るのはとても楽しく思います。

なお、海外の誕生石と日本の誕生石は少し異なるところもあります。

これは各々の国において何か意図的に作られたのでしょうか。

どうしてこのように違ってくるのでしょうか。

今回は理由を探っていきます。

誕生石の歴史・由来とは?

誕生石はその時代や国によって石の種類が変わり、諸説あります。

現在よく知られている誕生石は、20世紀初頭にアメリカのジュエリー協会が制定したものですが、その元になる説は聖書が由来とされています。

旧約聖書の「出エジプト記」では、祭司の服の胸当てにつける12の宝石が登場して、新約聖書の「ヨハネの黙示録」にもエルサレムの城壁の土台に飾られた12種類の宝石の話があり、後に12ヶ月の誕生石の元となりました。

誕生石が国ごとに異なる理由とは?

現代の「誕生石」は、20世紀になってから、アメリカの宝石組合が選定したのをきっかけに、各国のジュエリー業界がそれぞれに選定したものです。

各国がどのように選定したのかは、12ヶ月の誕生石の元となった、サルディオン、トパジオン、スマラグドス、アントラクスなどは古代の言葉で、現在の宝石名とは異なるものばかりでした。

そして、その石がどの宝石を示しているのかは、国によって若干解釈が異なり、それぞれの国で、自分の国の訳本を基に、自分の国の季節感等も加味して、誕生石が選定されたため、国によって異なる「誕生石」となってしまったのです。

たとえば、日本では欧米と異なり、東洋を代表する宝石である「珊瑚」(コーラル)と「翡翠」(ヒスイ)が入っています。

参考までに日本、アメリカ、イギリスの誕生石は次のようになっています。

誕生石一覧

  日本 アメリカ イギリス
1月 ガーネット ガーネット ガーネット
2月 アメジスト アメジスト アメジスト
3月 アクアマリン、コーラル ブラッドストーン、アクアマリン ブラッドストーン、アクアマリン
4月 ダイヤモンド ダイヤモンド ダイヤモンド、水晶
5月 エメラルド、ヒスイ エメラルド エメラルド
6月 パール 真珠、ムーンストーン 真珠、ムーンストーン
7月 ルビー ルビー ルビー
8月 サードオニキス サードオニキス、クリソライト サードオニキス、ペリドット
9月 サファイア サファイア サファイア、ラピスラズリ
10月 オパール、トルマリン オパール、トルマリン オパール
11月 トパーズ トパーズ トパーズ
12月 ターコイズ、ラピスラズリ ターコイズ、ラピスラズリ ターコイズ

【日本】全国宝石商組合制定(1958年)

【アメリカ】宝石小売商組合制定(1912年)

【イギリス】貴金属商組合制定(1937年)

※現在の日本では6月のパールの代わりにムーンストーン、8月のサードオニキスの代わりにペリドット、11月のトパーズの代わりにシトリンが用いられることが多い。

また、誕生石の石言葉は次のようになります。

※石言葉とは、それぞれの石にその特質に合った「象徴的な意味」をつけたもので「宝石言葉」ともいわれます。

花につけられた花言葉のパワーストーン版と考えればよいでしょう。

誕生石と石言葉

  誕生石 石言葉
1月 ガーネット 貞操・真実・友愛・忠実
2月 アメジスト 誠実・心の平和
3月 アクアマリン、コーラル 沈着・勇敢・聡明
4月 ダイヤモンド 清浄無垢
5月 エメラルド、ヒスイ 幸運・幸福
6月 パール 健康・長寿・富
7月 ルビー 熱情・仁愛・威厳
8月 サードオニキス 夫婦の幸福・和合
9月 サファイア 慈愛・誠実・徳望
10月 オパール、トルマリン 心中の歓喜・安楽・忍耐
11月 トパーズ 友情・希望・潔白
12月 ターコイズ、ラピスラズリ 成功

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