真夏の海水浴は、開放感があっていいです。カップルで行ってもいいですし、家族でいっても楽しめます。
しかし、女性で不安になるのは体型です。
ラッシュガードをご存知でしょうか。
水着の上に着るウェアですが、ラッシュガードを着ると体のラインが隠れるので、多少太ったとしてもばれないで済むのは嬉しいです。
その他にもラッシュガードを着るメリットがありますので紹介します。
ラッシュガードとは?
Rash guard(ラッシュガード)は元々サーフィン用語です。
Rashは一般英語で気の早い、早まった、無謀なという意味があり、また、医学用語では発疹、かぶれといった意味になりますが、サーフィン用語では擦り傷という意味もあります。
guardは守るという意味で、サーファーが擦り傷などのケガから身を守るために着ていたのでラッシュガードと呼ばれています。
ラッシュガードは薄手で、ポリウレタンやポリエステルなどの生地でできています。
サーファーが擦り傷から体を守る為に着たのが最初ですが、今ではオシャレなデザインが増え、様々なジャンルで使用されています。
そして、ラッシュガードが流行している大きな理由は、紫外線から守ってくれるということです。
ラッシュガードのほとんどがUPF+50という最高値です。
「UPF」とは「Ultraviolet Protection Factor」の略で、衣類における紫外線のカット率を数値化した物です。
紫外線カット率が高い点が高く評価され、最近では、海やプールでラッシュガードを非常に多く見掛けるようになりました。
また、マリンスポーツ以外のスポーツやウォーキング、サイクリング、ガーデニング、スポーツ観戦など炎天下に長時間いる場合の紫外線対策として使う人も増えています。
ラッシュガードの保温性は?
ラッシュガードは多少の保温効果が期待できます。
ただ、長時間、水に浸かっていると水着を着ているのとほとんど変わらないでしょう。
水から上がったとき、夏の暑い時期はラッシュガードは速乾性の高い素材であるため、すぐに乾きますが、素材自体に保温性は期待できないので、気温があまり高くないときは水で濡れたラッシュガードは外気に触れるととても冷え、体温が奪われてしまいます。
この場合はすぐに脱いで体温が奪われるのを防ぐようにしましょう。
ラッシュガードは保温性を期待するよりもUVカットや体型カバー、怪我の防止を目的として使用するようにしましょう。
プールサイドや海でのアクティビティで直接水に浸からない場合はかなりの効果が期待できます。
水がはねてしまっても速乾性があるため乾きやすいですし、風よけにもなるため防寒対策としても効果は期待できます。
ラッシュガードの種類は?
種類 | 説明 |
プルオーバー(半袖) | マリンスポーツや本格的に泳ぐ場合に着用。体にぴったりフィットするサイズを選ぶのが基本。 |
プルオーバー(長袖) | 日焼け対策や怪我の防止など、あまり肌を露出させたくない場合に使用する。体にフィットするサイズは、脱着が若干面倒。 |
ジップアップタイプ(半袖・長袖) | 前面にファスナーがあるので、プルオーバータイプに比べて脱着が容易。キッズやベビーはこちらがメイン。 |
パーカータイプ | 浜辺での水遊びなど日焼け対策がメイン、水中での使用は控えたい。大きめのゆったりサイズを選ぶのがポイント。フードを被れば日焼け対策になる。 |
ボトムス(トレンカ) | 一枚穿きできるタイプもあるが、水着やアンダーショーツの上に着用するのが一般的。女性にとってはもちろん、体型カバーにも役立つ。 |
ハーフパンツ | 通常の水着としても使用できるハーフパンツタイプ。 |
ラッシュガード選びのポイントとは?
1.日焼け対策
強い紫外線からしっかりと肌を守るには、UVカット率は大事なポイントです。
色・素材によっても異なるため、注意して選びましょう。
また、肌の露出が高ければ、それだけ日焼けのリスクが高くなります。
ケアしづらい首・手・足もラッシュガード着用で日焼け対策は万全です。
UPF数値 | UVカット率 |
UPF40~50+ | UVカット率95%以上(Excellent) |
UPF25~39 | UVカット率90%以上(Very Good) |
UPF15~24 | UVカット率85%以上(Good) |
最高等級は「UPF50+」なので、UVのカット率にこだわる場合、「UPFの数値」に着目して選択するのがよいでしょう。
2.使うシーンで使い分け
海やプールなどマリンスポーツで泳ぐ場合は、体の冷えと怪我防止のためにも、厚手のものをオススメします。
また、水に入ると水圧でゆとりが発生するため、体にぴったりサイズの方が水中で動きやすくなります。
ビーチサイドやプールサイド、アウトドアなど陸での着用がメインの場合は、ゆったりとしたサイズの薄手タイプが、通気性もよく持ち運びも便利です。
3.体形カバー
羽織るだけで、体のラインをカバーできます。
着丈が長いものを選ぶと、お腹周りやヒップの体型カバーにもなります。
また、レギンスも黒や紺色を選ぶと、引き締まって見えます。
4.コーディネート
特に女性は色柄が豊富な分、コーディネートで悩むと思いますが、その場合、水着(ビキニ、タンキニなど)とラッシュガードがセットされているものを選ぶとよいでしょう。
個性を出したい方は、上下別柄のミックススタイルで、自分らしいコーディネートができます。
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