必要保障額算出の方法|どうやって算出すればよい?

保険
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そもそも生命保険が必要か否か再確認しよう。

生命保険の必要な額は年齢とともに減少

保険の見直しのコツは「入りすぎ」を減らすことです。

とはいえ、特に生命保険の入りすぎかどうかの見極めが難しいです。

保険金の額は「あの家は4,000万円」「この車は300万円」というように、対象の金銭的価値によって決まりますが、人の命に値段を付けることはできません。

そのため、保険料さえ支払うことができれ、保険金額は300万円でも1億円でも、加入者が望む金額に設定することができるのです。

とはいえ、「最低限どれくらいの保険金を設定すればよいの?」という疑問が出てくるでしょう。

その疑問を解消するのが、「必要保障額」という考え方です。

これは、被保険者が亡くなったとき、以降に得られるはずの収入と必要となる支出を算定し、収入では賄えない額を生命保険で補うというものです。

この算出方法に基づくと、必要保障額は子どもが成長するにつれて年々減額します。

つまり、10年前に算出した必要保障額よりも今現在の必要保障額のほうが数千万円単位で少ないこともありえます。

定期的に必要保障額を計算してみて、過剰な保険金額を設定しているようであれば減額を検討しましょう。

必要保障額はどのように算出すればよいのか

算出してくれるWebサイトを利用する

保険で最低限設定すべき金額(必要保障額)について理解しても、いざ自分の必要保障額を知ろうとすると、何から計算すればよいか分からなくなります。

特に複雑で分かりにくいのが公的保障(遺族年金・老齢年金)です。

年金の金額などが人によって異なるため自力で計算するのが難しいです。

公的保障を正しく把握するには、誕生月あたりに日本年金機構から郵送される「ねんきん定期便」をもとに、「ねんきんネット」で試算するのが最も正確です。

ただし、このサイトで試算できるのは老齢年金のみで、遺族年金の額までは試算できません。

「必要保障額をまとめて知りたい!」という場合は、保険会社などが提供する    Webサイトを利用するとよいでしょう。

保険の営業担当者や保険ショップで算出してもらうことが可能ですが、公的保障以外の試算は保険会社によって異なります。

いずれにせよ試算結果を鵜呑みにせず、最終判断は自分自身の考え方や価値観に従って行いましょう。

納得できる落としどころを探すためのツールとして利用してみてください。

公的保障の金額算出で参考になるWebサイト一覧

・年金見込額試算(日本年金機構)

https://www.nenkin.go.jp/n_net/n_net/estimatedamount.html

・ねんきん定期便を使って公的保障をチェック!(オリックス生命)

ねんきん定期便を使って公的保障をチェック!|オリックス生命保険株式会社
オリックス生命保険株式会社の保険をご検討のお客さま向けのページ。ねんきん定期便を使って公的保障がチェックできるツールをご案内しています。

・撮るだけ年金試算(三井住友海上あいおい生命)

撮るだけねんきん試算/三井住友海上あいおい生命

必要保障額算出で参考になるWebサイト一覧

・e-ライフプランニング(生命保険文化センター)

e-ライフプランニング|公益財団法人 生命保険文化センター
公益財団法人生命保険文化センターは、公正・中立な立場で生活設計と生命保険に関する様々な情報を提供しています。(設立1976年)

・ライフシミュレーション(大同生命)

ライフシミュレーション | 保険加入をお考えの方へ | 大同生命
「ライフシミュレーション」のページです。商品ラインナップと保険選びの考え方をご紹介しております。

・必要保障額シミュレーション(オリックス生命)

必要保障額シミュレーション|オリックス生命保険株式会社
オリックス生命保険株式会社の保険をご検討のお客さま向けのページ。もしも世帯主に万一のことがあったら、のこされたご家族の生活は?家計の「収入」と「支出」はバランスを保てますか?のこされたご家族に必要な必要保障額の目安をシミュレーションできます。

・必要保障額シミュレーター(楽天生命)

「もしもの時…死亡保険金はいくら必要?」必要保障額シミュレーター|楽天生命保険
「もしもの時…死亡保険金はいくら必要?」必要保障額シミュレーター

・カンタン必要保障額シミュレーション(損保ジャパンパートナーズ)

カンタン必要保障額シミュレーション | 損保ジャパンパートナーズ
世帯主に万が一のことがあった場合、残され...

保険の「形」を考えて必要保障額を確保する

大黒柱に万一のことがあった場合、残された家族が経済的に困ることなく生活していくには、必要保障額を確保しておかなければなりません。

あらかじめ貯蓄で備えることができれば、それに越したことはありませんが、何千万円単位の必要保障額となると、一般的に貯蓄だけで備えるのは困難です。

保険に加入して備えておくことも検討しましょう。

遺族の生活費を確保するための保険としては、保障額が一定の保険(保障の形が四角形)と、保障額が減っていく保険(保障の形が三角形)があります。

保険の「形」の例

保障額が一定(保障の形が四角形)の保険には終身保険や定期保険があり、保障額が減っていく保険(保障の形が三角形)には収入保障保険などがあります。

一般的に保障額が大きく保険期間が長いほど支払う保険料は増えていきます。

生活費や子どもの教育費のように必要な保障額が年々減っていく支出に対しては、保障の形が三角形の保険で備えるのが適しています。

一方、葬儀費用のように必要な保障額が一定の支出に対しては、保障の形が四角形の保険で備えるのが適しています。

保障は組み合わせていくこともできるので、必要保障額にあった保障の形を考えて、加入する保険を検討することが重要になります。

ただ、正確に考えようとすればするほど、必要保障額の計算は難しいものです。

教育費など、予測でしかわからないものもありますし、年金制度の知識も必要です。

自分で計算するのは大変だという人は、ファイナンシャルプランナーや保険相談窓口のコンサルタントに相談するのもひとつの方法です。

プロに相談することで、ライフプランを踏まえた適切な必要保障額を見積もってもらうことができます。

必要保障額を適切に見積もることができれば、保険料のムダなく保険に加入できるため、家計の節約にもつながります。

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