複雑な保険でも理解できるコツ|主契約と特約が鍵を握る!

保険
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保険を検討するときに「主契約」と「特約」をよく見かけますが、どのような意味を持つものか分かりますか?

「主契約」と「特約」をそれぞれ「メイン」、「オプション」と言い換えると分かりやすいと思いますが、具体的に見ていきましょう。

メインとオプション

生命保険に加入すると、保険の内容によっては死亡した場合は死亡保険金が支払われたり、入院した場合は入院給付金が支払われたりします。

一つの保険であるのに複数の保障が備わっていることがよくあります。

その中のどれかひとつがメインの保障であり、その他はオプションで付加された保障です。オプションを付けることにより、保障内容を拡充させることはよくあることです。

複雑に思える保険でも分解していけば、理解しやすくなります。

一般的にメインになる保障を「主契約」、オプションで付ける保障を「特約」と呼んでいます。

生命保険は、このように「主契約」と「特約」の組み合わせから成り立っています。

しかし、主契約のみで契約することはできますが、特約のみで契約することはできません。

【主契約と特約】

・主契約=メイン(単体で契約できる)
・特約=オプション(主契約に追加するもの。単独で契約できない)

主契約とは?

主契約とは、保険契約の基本となる部分で、被保険者が死亡した場合の死亡保険金や、保険期間が満了した場合の満期保険金は、主にこの主契約から支払われます。

主契約には多くの種類があります。

参考までに代表的なものについてそれぞれの特徴や内容についてまとめました。

保障内容 概要
生命保険 死亡したとき死亡保険金を受け取れる
収入保障保険 死亡したとき死亡保険金を受け取れる。生命保険との違いは、死亡する時期によって受け取れる保険金額が異なる点
養老保険 一定期間の保障に備え、その間に死亡すれば死亡保険が、満期まで生存していれば満期保険金を受け取れる
医療保険 入院したとき、手術を受けたとき給付金を受け取れる
がん保険 がんで入院したとき、手術を受けたとき、またがんだと診断確定されたときなどに保険金を受け取れる
介護保険 所定の介護状態になると保険金を受け取れる
個人年金保険 契約した年齢に達したとき積み立てたお金を年金として受け取れる

特約とは?

特約とは主契約にオプション的に付加することで、保障内容をより充実させようという目的の部分のことです。

特約のみでの契約はできず、また複数の特約を主契約に付加することができます。

ただし、保障期間は主契約を超えることはできません。

つまり、特約の保険期間は、通常、主契約の保険期間や保険料払込期間と同一ということです。

当然、主契約がなくなれば特約も消滅します。

特約は、主契約より更に数多く多種多様なものが存在し、この特約部分を主契約に付加することで、あらゆる人のニーズに対応する生命保険が組めることとなります。

参考までに代表的なものについてそれぞれの特徴や内容についてまとめました。

保障内容 概要
リビング・ニーズ特約 医師に余命半年と診断されたとき、死亡保険金の一部または全てを生前に受け取れる
通院特約 退院後の通院日数に応じて給付金を受け取れる
成人病入院特約 がん、脳血管疾患、新疾患、糖尿病、高血圧性疾患の5大成人病で入院したとき給付金を受け取れる
先進医療特約 先進医療を受けたときに保険金を受け取れる
生存給付金特約 一定期間、生存していれば給付金を受け取れる
女性疾病特約 女性特有の疾病で入院したとき、手術を受けたとき給付金を受け取れる
ファミリー特約 家族(配偶者・子ども)が死亡または高度障害状態になったとき給付金を受け取れる

特約の保険料は比較的安いですが、たくさん付加すれば、当然保険料も高くなります。

特約選びは保険選びのキーポイントのひとつになりますので、内容をよく理解して保険料支払負担が可能な範囲内で選択することが大切です。

保険のプロに相談しながら決めるとよいでしょう。

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