お金の貯め方に悩む人必見!毎月の貯蓄額をアップする方法

お金の貯め方に悩む人必見!毎月の貯蓄額をアップする方法 FIRE

毎月の収入があるにもかかわらず、貯金がなかなか増えない、あるいは貯め方がわからないと感じる人が多いのではないでしょうか。無駄な出費を減らしたいけれど、生活費を削りすぎるのは難しい。また、節約をしても貯蓄に結びつかないというフラストレーションもあります。

この記事を読むことで、無理なく毎月の貯蓄額を増やすための具体的なステップを知り、少しずつでも確実に貯金を増やすコツを身につけることができます。生活の質を維持しつつ、効率的にお金を貯める方法が見えてくるでしょう。

まず、支出の見直しと予算の立て方を解説し、貯蓄目標を設定します。次に、自動積立の活用、固定費の削減、収入を増やすための工夫など、実践しやすい貯蓄方法を紹介します。これにより、日常生活に負担をかけず、自然と貯蓄ができる仕組みを作り上げます。

支出の管理や貯金習慣を見直すことで、無意識にお金が減っていく状況を防ぎ、貯蓄目標に向かって計画的に進めることが可能だからです。具体的な手順を踏むことで、着実に貯金が増える仕組みを構築できます。

◆ やることリスト ◆

☑貯めるための口座をつくる
☑貯める口座へ毎月一定額を入金
☑クレジットカード決済や副業で入金力を高める

「使う口座」と「貯める口座」を分けてお金を自動で貯める

節約によってある程度貯蓄できるようになったら、銀行口座を管理して、お金を安定して貯められるしくみをつくっていきましょう。また、支出面ではキャッシュレス決済の利用し、収入面では副業を行うことで貯蓄金額の底上げも図れます。

自動化した入金の流れ

自動化した入金の流れ

月々の給与が振り込まれる口座とは別に、貯める専用口座を作りましょう。給料日の翌日になったら、一定額を貯める口座に入金すれば、毎月安定的に貯蓄することができます。

貯める金額の底上げを目指す!

貯める金額の底上げを目指す

入金額の底上げは、支出・収入の両面から可能です。特にキャッシュレス決済のポイント還元はノーリスクで貯まるので、すぐにでも取り組んでいきましょう。

給与の振込口座では安定的に貯まらない

目標額や達成時期を決めてFIREを目指していくうえで、安定してお金を貯めていくことは非常に重要です。そのため、月々の支出にできるだけ影響されないように、お金を預ける口座の管理を徹底しましょう。

会社員なら給与が振り込まれる銀行口座をメインに使っていると思いますが、同じ口座で日々の支出をしたり、残高を貯金していたりすると、毎月貯まる金額が不安定になります。そこで、お金を貯める口座を別につくることをオススメします。給与振込の翌日に一定額を入金することによって、あらかじめ月々の貯蓄金額を確定させることができます。

口座管理によって定額を貯められるようになったら、金額のベースアップを目指しましょう。まず行うべきことはキャッシュレス決済の利用です。ポイント還元が付くクレジットカードなどで支出すれば、利用額の一部がポイントとして貯まります。

還元された金額分だけ、貯めるべき口座への入金を増やすことができます。より本格的に貯めていくなら、副業も検討しましょう。本業以外の収入があれば、サイドFIRE達成後においても、安定した収入源となります。

「使う口座」をクレカに紐付けておトクに支払う!

支払金額×還元率の分だけポイントがもらえる

クレジットカードには、カードによってそれぞれポイント還元率が設定されています。支払い金額に還元率を乗じた金額分だけ、ポイントがもらえます。また、特定の店舗で割引が適用されたり、旅行保険がつくといった付帯サービスを受けられるカードもあります。

「使う口座」をクレカに紐付けておトクに支払う

還元率1%以上のカードを選ぼう!

還元率1以上のカードを選ぶ
出典:ビューカードNTTドコモauフィナンシャルサービス

クレジットカードのポイント還元率は、0.5~1%が相場となっています。しかし、近年ではスマートフォンのバーコード決済や電子マネーと連携させることで、それ以上の還元率を実現したカードが多くなってきています。

たとえば、NTTドコモの「dカード」は基本の還元率は1%ですが、スマホ決済サービス「d払い」の支払い方法に設定することで、トータルで1.5%ものポイント還元が受けられます。

クレジットカードは年会費に注意!

クレジットカードには、利用するために年会費がかかるものがあります。年間の利用額が少ないと損してしまうことがあるので注意が必要です。
クレカは年会費に注意

クレジットカード選びオススメの5枚

三井住友カード
出典:三井住友カード

大手コンビニとマクドナルドでVISAのタッチ決済をすると、還元率が5%になるクレジットカードです。「頻繁に外出できないし、行くのはコンビニくらい」という人にはうってつけのカードです。また、SBI証券にカードで積立投資すると、積立額の0.5%が還元されるのも、FIREを目指すうえで高評価となります。

ジェーシービー
出典:JCB

Amazonやセブン-イレブン、スターバックスでの利用での利用で高還元率となるなどメリットはかなり大きいです。利用額に応じたボーナスポイントも付きます。

オリエントコーポレーション
出典:オリエントコーポレーション

通常は還元率1%ですが、カードを作ってから6カ月間はどこで使っても2%の還元率となります。スマホ決済などと絡める必要はなく、お店でカードを出すだけなので、手間をかけたくない人に向いているカードです。

クレディセゾン
出典:クレディセゾン

通常は0.5%還元ですが、カードを出すことなくスマートフォンで「QUICPay」決済をすると還元率が3%になります。iPhoneユーザーなら、「Wallet」アプリから券面を読み取って設定すれば、以降はスマホをかざすだけで決済ができるようになります。

Tポイント・ジャパン
出典:Tポイント・ジャパン

還元率は1%ですが、日曜日に決済すると1.5%にアップします(電子マネーへのチャージを除く)。貯まるのは多くの店舗で使える「Tポイント」です。

ポイント経済圏でクレジットカードをおトクに使う!

グループ内サービス以外の提携店舗にも注目

クレジットカードの提携サービスを多用することで、ポイントを使ったり、貯めやすくしたりできるのがポイント経済圏の特徴です。例として示した楽天経済圏は、楽天サービス以外にもポイントを利用できる店舗が数多くあるので、汎用性が高い経済圏のひとつといえます。

楽天経済圏
出典:楽天

ポイント加盟店の一覧はこちら

サービスや生活地から経済圏を選ぶ

サービスや生活地から経済圏を選ぶ
出典:ソフトバンクイオン

ポイント経済圏によって強みのあるサービスは異なります。たとえば、楽天経済圏は、ネット証券である「楽天証券」との連携も魅力となります。投資家は優先的に検討したいところです。反対に投資面でのうま味はありませんが、イオングループの店舗をよく利用している人であれば、イオン経済圏が選択肢のひとつになります。電子マネー「WAON」が貯まりやすくなります。

通信事業者や小売り大手が参入

クレジットカードを利用するうえで意識したいのが「ポイント経済圏」の活用です。これは生活に関わる多くの支払いをカードの提携サービスで使うことでポイントを貯めやすくするものです。

たとえば、楽天グループが運営する通販サイト「楽天市場」では「楽天カード」のほか、同グループのネット証券や携帯キャリアを利用することで段階的にポイント還元率がアップしていくしくみです。購入金額に対して最大14%分のポイントが得られます。

ポイント経済圏は、ソフトバンクやKDDIといった通信事業者のほか、イオンやセブン&アイなどの小売り大手も続々と参入しています。それぞれで強みがあるサービスは異なるので、普段使っている店舗や通信サービスなどを軸に、選んでいくとよいでしょう。FIREを目指すのであれば、資産運用を考えてネット証券との連携も考慮すべきポイントになります。

副業は無理なく続けられることが大切!

継続性を重視するなら好きなことを仕事にするのがよい

副業で定期的な収入を得るためには、単なる時間の切り売りではない、付加価値の高い仕事であることが重要です。体力のいる単純労働よりは、空いた時間でオンラインの講師をするなどのスキルを活かせる仕事をするほうがよいでしょう。また、継続性を重視するなら、ブロガーなど好きなことをテーマにできる仕事も悪くはありません。

副業は無理なく続けられることが大切

まずは月5万円の副収入を目指そう!

月5万円の副収入を目指す
出典:マイナビ転職『副業に関する意識調査』

会社勤めをしつつ、限られた時間で本業を超える収入を目指すのは非常に難しいことです。上記の調査では、月に20万円を超える副業の収入を得ている会社員・公務員の割合は5%にも満たない状況です。そこで現実的な目標額として、まずは5万円の副収入を目指してみましょう。具体的な目標があれば励みにもなります。

自立して稼ぐためにプラットフォームを活用しよう!

【初心者向け】(収益化のしやすさ:易)

稼ぐ成功体験を得るならコレ!

ポイ活
出典:モッピー

せどり
出典:メルカリ

【中級者向け】(収益化のしやすさ:並)

スキルを磨くほど◎

クラウドソーシング
出典:ランサーズ

ネットショップ
出典:BASE

【上級者向け】(収益化のしやすさ:難)

大きな安定収入を目指せる!

アフィリエイト
出典:A8.NET

動画配信
出典:YouTube

サイドFIREを見据えて収入源の分散も意識

サイドFIREを見据えて収入源の分散も意識

本業のパフォーマンスも維持しよう

副業に注力しすぎて、本業に差し障りがあっては元も子もありません。特に、就業規則で副業が禁止されているケースに注意しましょう。

本業のパフォーマンスも維持

スキルがなくても副業は始められる

副業をするうえで、まず意識しておきたいのが「継続」でき、「発展性」がある仕事かどうかです。たとえば、本業後にコンビニで夜間から明け方までアルバイトを毎日すれば、ある程度収入を増やすことはできますが、体力が持たず、長続きしない可能性が高くなります。さらに、仕事を続けても収入を上げていく余地はあまりありません。

一方で、自身の専門性やスキルを生かした高単価の仕事ができれば、少ない時間で、まとまった収入を得ることが可能です。たとえば、近年需要が増加している動画編集業務であれば、専門性がある作業であると同時に、スキルを高めていくほど、より条件の良い仕事が期待できます。

また、自分の趣味や好きなことを仕事にするのもよいでしょう。たとえば、ブロガーやYouTuberを目指す場合、継続してコンテンツを発信できるテーマがあれば、途中で挫折する心配は少なくなります。

とはいえ、「仕事にできるような得意分野はない」という人もいることでしょう。そんなときは、副業を気軽に始められるプラットフォームサービスを利用するのがよいでしょう。たとえば、「メルカリ」などのフリマサイトなどを利用すれば、商品を安く仕入れて販売する「せどり」を誰でも始められます。数をこなしていけば商品を選ぶ目利きのスキルが身につき、収入アップにつながっていくはずです。まずは、自立して稼ぐ成功体験を得ることから始めていきましょう。

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